■    本山龍池山大雲院本堂耐震改修

         補強工事編−(2)  (写真の複製・転載・修正・加工は、かたくお断り致します。)
 
'07.04.30

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工事は耐震工事の他に、リフレッシュ工事も行いました。
外壁塗装工事、内壁塗装工事、階段の防水工事等です。

▲ 南  面  外  観

     リフレッシュ工事
 外部塗装工事 外装のリシン吹付材も、長年の風雪で色あせてきています。新しい耐震壁の色と合わせるために既存の壁も塗り替える事になりました。
▲ 塗装面には長年の埃が付着。高圧水で洗浄して綺麗にします。 ▲ 付着力が弱くなったリシンの種石も吹き飛ばします。 ▲ 水煙に光が当たり虹が発生。 ▲ リシン以外の木製建具などは養生シートで覆う。
▲ 既存吹付け面をシーラー下地処理。 ▲ クラック処理部分はリシン種石を吹付ける。 ▲ カラートップ吹付け仕上げ。 ▲ カラートップのローラー仕上。施工箇所によって使い分け。

 鉄部塗装 鉄部の塗装は、錆の除去が重要。丁寧な仕事が命。
▲ 錆部分はケレンし、地肌が見えるまで除去。 ▲ 塗装の劣化も部分もワイヤーブラシでケレン。 ▲ 錆止め塗装。 ▲ 仕上げ塗装。

 木部塗装 木製建具、蓮子格子、木製ルーバーなどのも製部分塗装。
 木肌を布で埃を除去。横面は試験塗跡。 ▲ 塗装面をブラシ掛け。 ▲ 木製ルーバーの塗装。 ▲ 木製建具の塗装。

 内部塗装 外陣、礼拝所の漆喰やボード面の塗装。
ご本尊や調度品を設置したままの塗装のため、養生に十分注意を払っての作業となりました。
▲ 足場にローリングタワーを使用するため、クッション材+コンパネ+養生シートで養生。 ▲ 礼拝所と内陣との境の建具等木部養生。 ▲ ご本尊や内陣をシートで養生区画。 ▲ 高所作業はローリングタワーを移動させながら行った。
▲ 漆喰壁のひび割れ補修。 ▲ ひび割れ補修部分の平滑処理。 ▲ 塗装面の埃払い。 ▲ 漆喰壁の塗装。

 階段防水工事 耐震補強と直接関係ないが、防水工事、タイル工事を行った。
タイルは既存に合わせて100角シンクロタイル。
▲ コンクリート面にモルタルで下地造り。  プライマー塗布の後、塗膜防水の芯になるメッシュ貼り。 ▲ メッシュの上からパラテックスA材を塗布(黒い部分)。 ▲ パラテックスA材塗布完了。
▲ 防水保護モルタル塗。 ▲ 更にタイル下地、サイドのボーダーモルタル塗。  タイル貼り。(水準器でレベルをチェックしながら目地を通す)  階段タイル貼り。(糸を張り通りをチェックしながら進める)

     工事完成 
 


耐震診断書
耐震計画書
工事監理報告書
▲ 東正面。シミュレーション通りのファサードが完成。 ▲ 障子半開き。 ▲ 障子全開。
 
▲ 障子閉じた姿。 ▲ 障子を開いた姿。。 ▲ もうすぐ桜の開花が竣工を祝ってくれる。 ▲ 内部もシミュレーション通りに完成。
 
▲ 窓を開ければ、桜の開花を窓越に見ることになる。 ▲ 1階の耐震壁。飾りルーバーが鈍く光る。 ▲ 南西の角から観る。 ▲ 1階の南側:円柱の列。左の門は南門。
 
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