~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~《H24.09.06記》

■ 平成24年度設計製図試験対策−4


今年の課題で小ホールに目を奪われがちだが、認識すべきは図書館だ。まず、図書館の機能を充分に認 識する事が重要だ。 小ホールが有る地域図書館はなかなか見あたらなく、見学することは難しい。だが、そんなややこしい ものでなく、単なる近くの図書館に小ホールが併設されていると考えれば良いだろう。まず、皆さんが 行うことは、近くの図書館を訪れることだ。少なくとも、エントランスから閲覧、書架の並び、レファ レンスの位置等が掴めるだろう。計画するのは、その用途を知ることだ。 今回は、図書館の機能を考えてみよう。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆図書館 もう一度、改正図書館法の定義を振り返ってみよう。 「図書館」とは、図書、記録その他必要な資料を収集し、整理し、保存して、一般公衆の利用に供し、 その教養、調査研究、レクリエーション等に資することを目的とする施設。 そうです。図書館には色んな図書や資料が保管され、それを皆さんが読んで教養を身につけたり、調べ ものをしたりする場所だね。図書館も規模によって担っている役割が少し違ってくる。試験での図書館 はどのような想定になるかは解らないが、これから扱う所要室全てが有るとは限らないが、事前に知識 として理解しとこう。 図書館の所要室  (1) レファレンス:検索機が並び、調べたい資料や読みたい本がどの棚に有るかを調べる。  (2) 開 架 書 庫 :利用者が自由に立ち入り選べる書庫(書棚)。  (3) 閉 架 書 庫 :利用者が立ち入れない書庫で、職員に取り出して貰う。大きな図書館や貴重な資           料等を保管している図書館に多い。地域図書館程度では少ない。  (4) 閲 覧 室 :館内で資料や図書を閲覧する室。一般開架閲覧室と言うと、開架書庫と閲覧室が           一体となった室で、自由に書棚から選び閲覧テーブルで閲覧できる。主流のスタ           イルだから、皆さんが見学した図書館もこのスタイルだったのでは?  (6) 移動図書館 :気軽に図書館に来られない人にも本を読んで貰おうと、本を積み出前するブック           モビル(車両)のこと。地方の図書館が設定なら出題の可能性はある。           車庫と車両に積み込む本の入替え等準備するスペース(ブックモビル書庫)がセ           ットで必要になる。このスペースは管理部門に該当するので要注意。  (6) カウンター :案内や貸出・返却手続きのためのカウンターが、玄関の近くに在る。カウンター           の前は行列スペースを見込む。  (7) ブラウジング:新聞・雑誌など軽読書のためのスペース。くつろいで雰囲気の中で読んで貰うた           めに、机・椅子でなくソファーが多い。子供にせがまれて一緒に来たお父さんが           過ごしている姿を見かける。入口近くに設けられることが多い。  (8) 児童閲覧室 :子供の閲覧と大人の閲覧は違う。字の読めない子供には親が語って聞かせたり、           紙芝居を演じたり、また集中力のない子供は何かとじっとしていなく騒がしい。           だから、子供は一個所に集め一般閲覧室から切り離す。入口近くや、トイレの近           くが多い。  (9) 視 聴 覚 室 :図書や資料は文字や写真だけでなく、DVD等の動画を見聞きするのも重要な機           能になっている。音や映像なので他人に影響を与えるので、ブースで囲まれた中           で視聴することになる。  (10)映像シアター:多人数で1つの映像を共同で見る。規模によっては傾床式で見やすい席にするこ           ともある。           今年の課題の主ホールがこの映像シアターの役割で有れば、図書部門として扱う           が、図書館とは切り離し運営されるので有れば、共用部を会して処理しなければ           ならない。出題の条件が楽しみだ。    (11)図書作業室 :新刊の背番号貼りや旧本の修復、返却本の整理などを行う室。来館者が目にする           ことのない裏方作業。整理された本や資料は台車に乗せられて所定の棚に運び込           まれる。開館時も行われるので、書庫との動線に配慮がいる。閉架書庫と同室の           場合もある。  (12)歴史・資料室:公立の場合、市の歴史や資料を展示する室。  (13)情報コーナー:市民活動の公報の場などに利用する。  (14)管理事務室 :図書館と小ホールが別個の独立した扱いで有れば、共有の管理事務室として受付           を兼ねて入口近くが予想されるが、小ホールが図書館の中の映像シアターの用途           で有れば、来館者との結びつきは少なく奥まった位置でも可能となる。その場合           の受付はカウンターで行うことになる。いずれにしても、課題の条件により違っ           てくる。  (15)BDS   :万引き防止システム・・・本の貼ったラベルの磁気を読み取り、未処理の本の不   (LDS)               正持ち出し防止システム。                       最近増えたが、世知辛い世になったものだ。           課題にセキュリティーについての条件が有れば採用したら。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆各地の図書館(参考資料)・・・図面と名称が異なっていました。お詫びして訂正します。('12.09.14) ※見学した図書館はどうだったかな?  次に色んな図書館の案内図を並べる。これを参考に頭の隅に入れておくと良いよ。
■  大分県立図書館(小ホール有り)
■  上田図書館
■  本町図書館
■  糸満市立図書館
■  京都府立図書館
■  小規模図書館(2階事務室)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆世の中情報公開なのに、図書館が平面図を公開していないのに驚いた。休刊日と利用時間帯さえ掲載す
れば良いと思っている。上から目線だ!

◆協力者募集は9/8で締め切ります。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
    
■  topに戻る ■  対策−5へ